昔、子供の頃いかにもサンタさんの格好をした男の人が僕が寝ている間にこっそり枕元にプレゼントを置いていた
だけど実は、寝てるフリしてたけど、あの時ほんとは僕は起きてた
けどここで起きたら、ちゃんと見ちゃったら、まずいって思った
実はお父さんがサンタのマネしてただけっていう現実を目の当たりにするのが嫌だったのか、お父さんが可哀想だと思ったのか、万一本物だったら起きてしまってはサンタ的にまずそうだと思ったのか、本当のところは覚えていない
とにかく狸寝入りでその場をやり過ごして、気づいたら朝を迎えて、頭の横にあったそれに喜んだんだっけ
単純だったから、その時は喜びで疑問はすっかり消え去ってたんだろう
今にして思えば高校教師で生活指導担当でもある厳格な父が誰に見られもしないであろう時にわざわざまさかのサンタコス？笑
それはそれで、ちょっと考えずらくて、実は僕にはこれが唯一のファンタジーなんです
え？お父さんに聞いちゃえばって？聞きませんよ
世の中にはだいたいの定義や倫理観はありつつも、ちょっとした例外や矛盾がある
優しい嘘、気づかなくていい本当、知らなくていい現実
世界を柔らかく、優しく作るのなら、よくわからないけど、これもその類いかなって思うんです
なにはともあれ、あと１ヶ月をきりましたね、クリスマスが今年もやってくるー！(ユーミン意識)
髪の毛も事前に素敵にしちゃいましょう！
最高のヘアスタイルをプレゼントできるサンタさんに、俺は、なるっ！(ルフィ意識)よーし！いっちょ頑張りますかっ！
